ハンドルネーム
となりレレレ
編入学年度
平成21年度
京都大学での学科・コース
情報学科 計算機科学コース
出身高専・学科
奈良高専 情報工学科
高専時代の順位
- 1年:3番
- 2年:3番
- 3年:2番
- 4年:2番
- 5年:1番
他大学の受験状況
- 東京大学:不合格
- 大阪大学 基礎工学部:不合格
- 大阪大学 工学部:合格
- 神戸大学:合格
編入の勉強を始めた時期と勉強時間
4年の夏休みから数学と物理の勉強を始め、冬休み前から英語に切り替え。春休みごろから、化学・専門の勉強をしてました。東京大学の受験後(7月中旬)から、物理(特に電磁気)の勉強を急遽始めました。TOEFLは直前に少し対策した程度です。(TOEFLのことを知ってからあきらめ気味だったので)
勉強時間は、平均で平日2時間、休日4時間ぐらいだと思います。ほとんどの教科について授業で全てを理解しているつもりなので、勉強は復習中心で時間も短めです。
一般科目の勉強
英語
単語帳を2~3周と、参考書で文法や構文を復習しました。長文対策は特にしませんでした。
TOEFLは、参考書で問題の流れを調べてく程度の対策のみです。
数学
「大学編入試験問題 数学/徹底演習」を一周解いたのみです。その他では、同級生に勉強を教えるなどを通して間接的に勉強していました。数学は、好きで、かつ得意教科でもあったので勉強時間が特に短かったです。
物理
参考書数冊を1周ずつ解きました。4年の時は高校物理、5年の時は大学物理中心です。
化学
参考書「理系大学受験 化学I・IIの新研究」を通読して知識を付けつつ、授業で使用していた問題集で問題演習を行いました。参考書に書かれている内容に関する出題も数問ありましたが、試験のときにはあまり役立ってくれませんでした(泣
専門科目の勉強
授業のノート全てを数回見直しただけです。
お薦めの参考書
- 大学編入試験問題 数学/徹底演習
- 理系大学受験 化学I・IIの新研究
章の先頭に内容のまとめがあるので復習しやすく、問題もそこそこ難しくて解き応えがあり、必須の一冊だと思います。
分厚い本ですが、書かれている内容が幅広く、過去問で初見の単語も大抵載っています。
TOEFLの点数
33(R:7, L:6, S:9, W:11)
編入試験の出来
一般科目
- 数学:9割
- 物理:8割
- 化学:1割
専門科目
- HW:10割
- SW:9割
面接(口頭試問)
聞かれたこと
- 志望理由
- 併願校
- テストの出来
-
奈良高専について
- クラスの人数や成績分布
- 自分の予想順位(知ってましたけどね…)
- 少し成績の良くない教科に対して「苦手なの?」
- 自己アピール
-
もし入学したら?
- 大学院への進学予定について
- 「希望する研究室に入れなかったらどうする?」
- 受験にあたって先輩から話は聞きましたか?
コメント
先頭バッターであったこともあってか、いろいろ聞かれました。奈良高専から4人も受験したのが気になっていたのかもしれません。手ごたえはそれなりにありました。
志望動機
家から比較的近くにあるので(笑
というのは流石に冗談ですが、志望のきっかけの一つではあります。人生経験のために大学編入試験を受けようと思っていて、レベルの高い大学を選んでいたら京都大学が候補に入ったというのが一番の理由です。
簡単に言うと、大学編入自体が趣味みたいなつもりでした。
受験生へ
化学に関しては、ほとんど差がつかないと思われるので、授業でやった内容を復習しておいて、なんとか乗りきる程度で十分だと思います。
今年はTOEFLの威圧感で受験者が激減したので、来年以降の受験にも影響は大きいと思われます。周りを見ていると、40点台が多く見受けられたので、このあたりを目標にしてみてはどうかと思います。
あと、TOEFLは早めに受験しておきましょう。ヘッドセットの不具合で試験の結果が出ず、東京大学受験の前日に再受験する羽目になり、結果が届いたのもぎりぎりになってしまったので…。