ハンドルネーム
編入学年度
平成27年度
京都大学での学科・コース
情報学科 計算機科学コース
出身高専・学科
大阪府大高専 総合工学システム学科
高専時代の順位
- 1年:2番
- 2年:2番
- 3年:2番
- 4年:2番
- 5年:1番
他大学の受験状況
- 大阪大学:合格
- 神戸大学:出願のみ
編入の勉強を始めた時期と勉強時間
4年に高専の数学をC問題のみ一通り終わらせ、4年から5年にかけての春休みから本格的に始めました。春休みには主に英語を勉強し、5月に数学、6月に物理、7月に阪大の過去問に手を付け、8月から化学と京大の過去問に取り組みました。
勉強時間は、春休みから1日6時間程度でした。春休みまではほとんどしておりません。5年からは授業中も受験勉強に励んでおりました。
一般科目の勉強
英語
- 工業英語ハンドブック
- 基礎英文問題精講
- 英語長文問題精講
- 基礎英語長文問題精講
- 英語構文基本300選
- 合格英単語600
- 速読英単語
- 速読英熟語
- COCET 3300
- ターゲット1900
- システム英単語
- DUO 3.0
- Next Stage(ネクステージ)
- ETS公認ガイド TOEFL iBT 第4版
- iVoca
この4つに関してはほぼ積ん読状態でしたが、阪大を受験する友人に貸したところ、なかなか良かったそうです。
英作文の勉強に用いましたが結局50問程度しか勉強しておりません。
単語確認のために使いました。
2~3周しました。CDも買いました。
連語に弱かったので、復習も兼ねて流し読みで勉強しました。
高専で買わされたものです。全単語をiVoca(後述)で覚えました。
スマホアプリで主に勉強しました。
主にiVoca(後述)で覚えました。
復習用CDも購入し、3~4周しました。読み書きできるまで勉強しました。
熟語に弱かったので熟語に関して重点的に勉強しました。
模試に利用しました。
本ではなく、単語学習サービスです。重複もありますが、6000単語ほど学習しました。DUO、システム英単語、ターゲット、COCETの単語学習に用いました。
とりあえず阪大、だったので、TOEFL対策はほとんどしておらず、特にリスニングはもう少しやっておくべきだったと感じております。
数学
- 編入数学徹底研究
- 大学編入試験問題 数学/徹底演習
- 明解演習 微分積分
- 明解演習 数理統計
- 明解演習 線形代数
とりあえずこれはやっておくべきだと思います。
余裕があればこちらにも手を付けておくと良いと思います。私は一通りやりました。
難しい積分やリッカチ形微分方程式の解法も載ってます。ε-δ論法など、必要ないと思った部分は省きました。
徹底研究で確率が不十分だと感じたので取り組みました。
ベクトル空間に関しては優秀でしたが必要でなかったかもしれません。
物理
- 物理のエッセンス 力学・波動
- 名問の森 物理 力学・熱・波動1
- 演習 力学(サイエンス社)
- 電磁気学演習
力学の感覚を掴むのに最適です。
高校の範囲ですが、全てやりました。
大学の範囲です。非常に良かったと思います。
磁気やマクスウェル方程式以外をほとんど勉強しました。
化学
- 高専の化学
- 高専の化学 問題集
- 化学I・II 基礎問題精講
- 大学への橋渡し 一般化学
一応一通り勉強しましたが、全く出題されませんでした。
高校の範囲くらいはやっておこうと購入しました。これのお陰で数問解けたのでまあ良しとします。
あまり取り組みませんでしたが、それなりに出題されていました。
専門科目の勉強
阪大受験時に十分勉強したので、ほとんど行っていません。口頭試問で聞かれると思っていたのですが、結局普通の面接でした。
お薦めの参考書
- 徹底研究
- 徹底演習
- 演習力学
- 電磁気学演習
TOEFLの点数
4月:49(R:18, L:2, S:11, W:18)
編入試験の出来
一般科目
- 数学:7-8割
- 物理:5-6割
- 化学:6割
数学は今年は例年に比べ簡単(典型問題が多い)だったので、早解きだったかもしれません。私は大問1から順に解き、大問4の小問1を解いたところで時間が終了しました。
物理は問題数を勘違いし、時間配分に失敗してしまいました。
化学は8月に勉強した中から1、2問しか出題されませんでしたが、授業で扱った範囲(バンド構造、電子材料分野)が出題されたため、それなりに解くことができました。有機化学は名称を答える問題以外ほとんど手がつけられませんでした。
面接(口頭試問)
形式
個別に呼び出され、3人の教授と面接のみ行いました。
聞かれたこと
- 志望動機
- 併願状況
- 卒業研究の内容
- 高専で取り組んだこと
- 筆記試験の出来
- 質疑応答
受験生へ
受験勉強はしっかりと予定を立てて行いましょう。周りが始めていなくても、早めから勉強するに越したことはありません。一人でもどんどん勉強していくことが大切です。私は基本的には一人で勉強し、他の受験生とは参考書や問題などの情報交換、分からない問題の質問程度でした。
それから、TOEFLは環境の良い試験会場を選びましょう。
質問などございましたら、Twitter(@drafear)などでお気軽にお寄せください。