京都大学高専会
体験記(Jordan)

ハンドルネーム

Jordan

編入学年度

平成27年度

京都大学での学科・コース

地球工学科

出身高専・学科

明石高専 都市システム工学科

高専時代の順位

他大学の受験状況

編入の勉強を始めた時期と勉強時間

 部活の大会があったので4年生の8月から受験勉強を始めました。4年の頃は平日は毎日4時間、休日は6時間ほど勉強しました。春休み頃からは勉強量を多くして、毎日8時間以上しました。5年になってからも授業を気にせずにひたすら受験勉強をやっていたので毎日8時間以上、休日は10時間ほど勉強しました。

一般科目の勉強

英語

 4年の後期に数学と並行して少しずつやり、2月からTOEFL一筋で猛勉強し始めました。一番やっていた時では毎日英語ばかりを8時間くらいしていました。内容は英単語1時間くらい、TOEFL参考書を5~6時間ほど、疲れたら気分転換に多読をしていました。TOEFLは52点でした。

数学

 4年の夏休みの間に高専の数学を1、2、3すべて終わらせました。4年の後期には参考書などを使って基礎固めを行いました。春休みは英語のみやっていたので数学は何も行わず、5年前期に入って東大の数学の勉強を始めました。京大の数学を勉強し始めたのは7月になってからでした。急いで過去問を解き始めてわからないところは友人や先生に聞きました。過去問練習の時にも5割とれるかどうかくらいのレベルだったのでだいぶやばかったと思います。

物理

 物理は東大の受験が終わった5年の7月から始めました。勉強時間がとても短かったですが、物理のエッセンスで基礎を固め、基礎物理学演習I、IIは難しいので必要なところだけピックアップしました。その他良問の風という参考書を問題を絞り込んで練習しました。エッセンスを完璧にしておけばだいぶ対処できると思いました。

化学

 化学は優先順位が低いと考えていたので夏休みに入ってからやり始めたと思います。有機化学と無機化学の重要なところだけを抑えてやりました。おそらく勉強したのは2週間ほどでしたが例年の問題なら8割程取れるくらいの自信はついていました。しかし、今年の試験は例年と傾向ががらりと変わっていたのでおそらく2割程しかとれませんでした。

専門科目の勉強

 専門科目は1日目の試験が終わってからやろうとしましたが、1日目で疲れきっていたので実質ほとんどやらずに面接を受けました。面接では半分以上は質問に答えれたと思います。

お薦めの参考書

TOEFLの点数

52

編入試験の出来

一般科目

面接(口頭試問)

聞かれたこと

ここから専門的なこと

コメント

 自分が興味を持っていること、志望動機で言ったこと、卒研についてよく知っていたらオッケーだと思います。最近は環境、地震系の質問が多いかもしれないです。20分きっちり計っていました。

志望動機

 京大でやりたいことがあったのと、研究者になりたいので優秀な研究者を多く輩出している京大で勉強したいと思っていました。

受験生へ

 受験勉強の時は、まず今日一日頑張ろうと思って頑張り、それを一週続けようという思いで、一日一日を大切にすることで頑張り続けることができました。受験は大変ですが、ここが頑張り時です。ここで頑張り切ることができれば自分に大きな自信がつきます。頑張ってください!

 アドバイスとしては、受験前日はよく寝ていきましょう。また、当日も休憩時間はしっかり休むことをお勧めします。作戦は当たり前のことですが、まず取れそうな問題を選んでボーダーを狙い、余った時間はほかの問題に使って部分点を稼ぐ。ケアレスミスだけは絶対にしないようにするなどしてなんとか点を取りましょう!

2015年08月04日 by Jordan