京大高専会とは

 京都大学高専会は,高等専門学校(高専)から京都大学工学部に編入した者で平成6年度に結成されました。
 高専には中学卒業後5年間在籍します。つまり、一般的な高校より2年多く授業を受けるわけです。そのため大学の2年または3年生から入学できる制度があり,これが編入学です。  京都大学工学部では平成23年度まで3年次編入でしたが,平成24年からは2年次編入に変更になりました。
 大学に編入した方ならご存知の通り,編入直後は学校生活で困惑することが多々あります。私たちはそんな編入生に入学前のガイダンス,事務手続きの補助,学校生活のアドバイス,編入生同士の交流などを行っています。
 編入直後の学生にとって,先輩の手助けがあるということは非常に助かるものです。そして1年後には今度は新しく入学してきた編入生を手助けするという,いわばGive and Takeの精神の活動をしています。そのほか、受験生への相談に乗ったり,他大学の編入生との交流を持ったりと幅広く活動しています。
 京大高専会は,現在ある中で最も古い高専会です。私たちは長年先輩方の培ってきたノウハウを基にして,今後も更なる活動の展開をしていきたいと考えています。

→ 京都大学高専会サイトポリシー

活動内容

 京大高専会の活動は,

・ 編入直後の京大生の学校生活をサポートする
・ 京大を志す受験生にアドバイスする
・ 編入生同士の懇親を図る

ことを目的としています。そのために

・ ホームページによる情報発信と,掲示板による質問への回答
・ 入学式前の新編入生向けのガイダンス
・ 編入生が大学生活に慣れるまでの補助,アドバイス
・ 受験合格者への高専会の案内送付
・ 定期的な飲み会,花見など交流イベント
・ 他大学の編入生との交流

を行っています。
 京大高専会の活動は1年を通じたものですが,編入生の立場から紹介いたします。まず,合格発表後に送付される入学案内に,”高専会のお知らせ”という案内が入っていると思います。これは高専会が,事務室にお願いして入れてもらっているものです。編入される方には,この案内に書いてある手続きに従って,高専会に入ってもらっています。
 この他にも,ホームページや編入関係のページなどでもお知らせして,工学部に編入する方全員に,高専会に所属していただいています。
(ちなみに,どうしても嫌だという方には,入会を強制したりはしませんが,過去にそのようなことはありませんでしたし,正直な話,京大に編入するとなると,高専会の力なしではまともに生活できません。私もそうでした…。)

 次に編入する直前(今年は4/2でした)に,ガイダンスを行います。ここで編入生にとって厄介な事務手続き(授業を受けるために必要な履修登録など),専門科目を受けるために必要な事柄などの説明を致します。京大のシステムは,実は結構面倒なことが多く,入学後間もない編入生一人では,どうしようもなくなることが多々あります。この時期,単位認定について,高専会から学校にかけ合うこともあります。これで認定された単位が増えたという学生もいました。

 大学生なら当然の時間割作成も,編入の場合は厄介になってきます。京大の編入生の場合,専門科目だけでなく,一般科目も相当の教科を受けなければなりません。普通に学校の言うままに,課せられた制限通りに授業を取ろうとすれば,必要な単位が取れないことがあります。それでは困るので,編入生の場合,特別な処置が取られます。ですがそれは編入生個人に伝えてくれない(大学は,掲示すらしてくれません)ので,高専会がサポートします。

 入学直後の面倒なことが片付き,学校生活にも慣れてきたら,後は高専会のメンバー同士の交流を深めていきます。高専会では1年に数回の,飲み会,花見などイベントを行っています。高専会のメンバーが繋がっているということは,次の年の編入生によいガイダンス,よいアドバイスができるということですので,これも重要な活動であると考えています。

 京大の編入生は,一般科目を数多く受けるので,学科の枠を超えて,編入生同士で協力して,単位を取ることが多いです。こういう場面で,高専会のネットワークが生きてきます。先輩の経験談があれば,結構単位もとりやすくなるものです。
 一見怠けているように見えるかもしれませんが,専門以外の授業を効率よく片付けないと,専門科目に重きを置けないというのが,悲しいことながら,京大の編入の実情なのです。北大や東北大をはじめ,他の大学などのように,専門科目に集中させてくれる環境が,京大には無いのです…。

 そして,もう編入生であるということを忘れて,学校生活ができるようになります。そうしたら高専会の仕事を引き継いで,今度は受験生にホームページを通じでアドバイスをしたり,次に入学してきた編入生の面倒を見るわけです。

 私たちはこうした活動を十数年間に及んで行ってきました。今では高専会も様々な大学に作られ,それぞれの方針で編入生たちが活動しております。